赤石が番犬の名を呼ぶとバラライカと呼ばれたその犬はおとなしくなった。
「お犬さん怖かったのです〜」
「涙目だぞチイ」
「泣いてない!泣かないもんね!」
「説得力ねーなぁ」
くすくす、と赤石が失笑していた。俺もだが(笑)
「全く、チイはまだまだ幼子よのう」
「珠ちゃんに云われたくないもん!」
「あーもうほら、迷っても知らんぞ?俺たちは先行くからな」
「宮司のかいしょーなし!」
「それを云うなら薄情者とかだろ、国語勉強しろよ」
「そうですよ、この前のテストは赤点だったじゃないですか」
「蝶子、お前もこの前赤点だったよな」
「う…!この前はその、ちょっと…」
「ちょっと、何だ?」
「面白い漫画があったので、つい…」
「つい?」
「同人誌描いてたんだよねー」
「ほほう?どんな?」
「それは…」
何故だ?赤面してうつむいてしまったぞ?全く、女心は解らんものだ。
「チイは蝶子がどんなの描いてたのか知ってるのか?」
「当然なのです!とびきりハードでラブラブでえ」
チイは蝶子に口を塞がれた。…何となく予想は出来る。
「あーそうか、解った。そんな趣味があったのか」
「ななな何云ってるんですか!それを知ってるチイだって」
「ボクは恋愛漫画が好きなだけなのです」
「いろんな意味でカミングアウトだよな、それも」
「瞳お嬢様…この赤石、瞳お嬢様がまっとうに育っていてくださると信じておりますぞ」
「赤石さん、どうかしました?明後日の方向を見たりなんかして」
「いえ、見回りも兼ねておりますのでね。あぁそうそう、第五倉庫には入ってはいけませんよ」
「お犬さん怖かったのです〜」
「涙目だぞチイ」
「泣いてない!泣かないもんね!」
「説得力ねーなぁ」
くすくす、と赤石が失笑していた。俺もだが(笑)
「全く、チイはまだまだ幼子よのう」
「珠ちゃんに云われたくないもん!」
「あーもうほら、迷っても知らんぞ?俺たちは先行くからな」
「宮司のかいしょーなし!」
「それを云うなら薄情者とかだろ、国語勉強しろよ」
「そうですよ、この前のテストは赤点だったじゃないですか」
「蝶子、お前もこの前赤点だったよな」
「う…!この前はその、ちょっと…」
「ちょっと、何だ?」
「面白い漫画があったので、つい…」
「つい?」
「同人誌描いてたんだよねー」
「ほほう?どんな?」
「それは…」
何故だ?赤面してうつむいてしまったぞ?全く、女心は解らんものだ。
「チイは蝶子がどんなの描いてたのか知ってるのか?」
「当然なのです!とびきりハードでラブラブでえ」
チイは蝶子に口を塞がれた。…何となく予想は出来る。
「あーそうか、解った。そんな趣味があったのか」
「ななな何云ってるんですか!それを知ってるチイだって」
「ボクは恋愛漫画が好きなだけなのです」
「いろんな意味でカミングアウトだよな、それも」
「瞳お嬢様…この赤石、瞳お嬢様がまっとうに育っていてくださると信じておりますぞ」
「赤石さん、どうかしました?明後日の方向を見たりなんかして」
「いえ、見回りも兼ねておりますのでね。あぁそうそう、第五倉庫には入ってはいけませんよ」
















































